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和裁

着物を着て楽しむために、既製服を購入するのもいいですが、いっそのこと和服を自分で作ってみませんか?

自分で和服を作ることを「和裁」といいます。

突拍子もないことだと思われるかもしれませんが、和裁は日本伝統の技芸の一つであり、古い昔から営々と受け継がれてきたものです。

和裁によって世界に一つしかない自分だけの和服が完成すれば、着物でお出かけするのも楽しくなります。和服を通して味わえる喜びもひとしおでしょう。

とはいえ、和裁を始めるにあたっては、基本的な知識も必要です。

このページでは、和裁の概要や特徴、魅力、始め方などについて紹介しています。

きもの姿で趣味を~和裁編~

和裁とは?

和裁とは、和服裁縫の略、すなわち和服を縫って制作することです。従来、裁縫といえば和裁を意味しましたが、大正時代以降に洋裁も普及するようになり、区別するために、和服を縫うことを和服裁縫、略して和裁と呼ぶようになりました。

和裁の特徴は、必要最小限の道具を使用するのみで、機械は使わず、基本的に人間の手先の技術と経験によって制作することです。洋裁は基本ミシン縫い&型紙ありですが、和裁は基本手縫いであり、型紙はなく、裁ち図と寸法票に沿って裁断を行い、丁寧に仕立てていきます。

まさしく日本人の知恵と技術が結実した技芸であり、また多くの職人たちによって営々と受け継がれてきた伝統技術であるともいえるでしょう。故にこそ、和裁には、着物文化をより深く堪能したい日本人がトライしてみるべき理由があります。

和裁の魅力について

基本手縫いでミシンは使わないなど、どこか古めかしくアナログな印象もある和裁ですが、実は多くの魅力とメリットがあります。そのいくつかをピックアップしてみましょう。

生地や柄の選び方一つでオリジナルができる

和服の形はどれも一緒であり、さまざまなデザインを生み出すことはできませんが、その代わり、和服は生地や柄の選び方一つで他と異なる表情を与えることができ、オリジナルの作品を作ることができます。「和服の型」という不動のプラットフォームの中で、背景や登場人物、ストーリーを変化させていくことで無数の作品(好みの柄の着物)を作り出せること‥これこそが和裁の魅力の一つではないでしょうか。

2次元から3次元に仕立てる面白さ

和服は、2次元の反物に和裁という技術を施すことによって、人が着られる3次元の作品に完成しますが、この2次元→3次元へ仕立てるプロセスも、和裁の面白さであり、病みつきになる魅力といっていいでしょう。日本人は昔から手先が器用でモノ作りが大好きですが、それは単に作品を完成させるだけでなく、仕上がるまでの過程を楽しむことも含まれます。そんな日本人に和裁はぴったりでしょう。

時代や流行に左右されない

和服は日本の民族衣装として、また伝統文化・技術として確立されたものであり、時代や流行に左右されてなくなったりはしません。それどころか、日本の生活文化の中には行事ごとに着物を着る風習が残されており、世代を超えてしっかりと根を下ろし、受け継がれています。従って、和裁はいつ始めても楽しさや面白さを味わうことができ、誇りを持って取り組むことができます。ブームが過ぎ去らないうちに‥と慌てる必要もありません。

和の精神が養われる

和裁に没頭すればするほど、さまざまな種類の反物、刺繍、色、柄と出会うことになるでしょう。それらは完成品ではありませんが、すでに存在している「和の素材」であり、ひいては日本独自の文化であり、その根底にあるのは和の精神です。つまり、和裁に真剣に取り組むことは、和服を作る面白さを味わえるだけでなく、和の素材との出会いを通じて、日本文化の根底にある和の精神を知ることになります。これも和裁に触れる大きな魅力でしょう。

和裁のはじめ方

和裁をはじめたいと思った方は、次の二つの点を考えてみましょう。すなわち、「どうやってはじめるか?」「必要なものはなにか?」の2つです。

和裁講座を受講する

和裁のはじめ方には、「独学」と「講座を受講する」の二つの方法があります。このうち、すでに和裁の基礎知識やスキルをマスターしている方は、我流で和裁の趣味を楽しむことができるでしょう。しかし、和裁にチャレンジしたいと思いながら基礎知識やスキルを持たないビギナーの方には、プロの和裁士が教える講座を受講することをおすすめします。

講座を受講する方法は3通り。1.和裁教室に通う 2.オンライン講座を受ける 3.和裁士の通信講座 …です。一番のおすすめは、対面で知識とスキルを伝授してもらえる和裁教室ですが、オンライン講座や通信講座でも十分に学習できます。講座を受講するメリットは、大切な時間を無駄にすることなく、もしくは子育てや仕事などこれまでの生活を維持しながら、効率よく和裁の知識とスキルを身に付けられることです。

和裁に必要な道具

和裁をはじめるには、道具の知識も必要です。和裁に必要な道具には、「手縫い針」「針刺し(針山)」「縫い糸」「指貫」「メジャー」「物差し」「はさみ」「へら」「くけ台」「はさみ」「へら」「ヘラ台」「袖丸み型」「アイロン台・こて」「アイロン台・こて台」「反物」などがあります。

聞きなれた物から初めて耳にする物まで、多岐にわたりますが、和裁の趣味を充実させるにあたって必要不可欠なものばかりなので、一つ一つをしっかりチェックして覚えておきましょう。

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