初心者でも安心の着付け教室ガイド
実際に着付け教室に通うことになったけれども…。「用語って全然わからない!」という方もいるはず。今回は着付け教室でも必ず使う、用語集をご紹介します。
浴衣は和服の一種と言われています。素肌の上に着る物です。浴衣の生地は、単物というよりも、少し隙間をあけて織ってある「平織り物」が多いと言われています。
特に夏のイベントである花火大会をはじめとし、夏場の湯上り、寝間着などに使用されます。
特に和風な宿であるホテル、旅館などではほとんど、寝間着として浴衣が使われていますよ。
体型を補整する際に使用します。もう少しここをすっきりと見せたいというときは、タオルを巻くことで、すっきり見せることだってできるのです。
逆に少しやせ気味でボリューム感が足りないと思うところにも、使用することができます。
寝間着などの際は、使用しないものですが、外出する時は素肌が見えないように着用することもあります。
肌着として使用するのにふさわしい生地は、吸湿性の高いものです。サラシ、ガーゼなどがお勧めでしょう。
「帯」と言っても、いくつか種類があるのをご存知でしょうか?
主にこれらの種類も帯の長さや幅で分けられているのです。
まず「袋帯」というものがありますが、訪問着・振袖などに使用されます。次に「名古屋帯」というものがあり、小紋や紬で使われます。最後に半幅おびです。こちらは、小紋・紬・浴衣に使用されます。
基本的に着付け教室では「袋帯」を使用していきます。合わせる着物や使うシーンによって、長さや幅は調節されています。
腰周りに巻くひものことを指します。帯をつける前に巻くことで、浴衣が解けにくくなります。
細い帯のことを指します。
帯を締めた仕上げにつけるものです。こうすることで、見た目もスッキリしますよ。
次に覚えておきたいのが、浴衣の細かな部分の名前ですね。
浴衣の襟の部分です。着物の汚れを防ぐためには、欠かせないところ。
襟先からつま先までのことを指します。
着用したときに、からだの前側にくる部分のことを指します。
体の前にくる部分につける、半幅の長細い布のことを指します。
着用したときに、からだの後ろにくる部分のことを指します。
着用した時に、手を出すところを指します。
袖と身ごろのつながっている部分のことを指します。
身ごろの脇部分に、開いている部分があります。ここを指すのですが、男性用にはなく、女性用・子供用の和服にあります。
身ごろの脇部分にあり、開いている部分のことを指します。(こちらも女性用・子供用の和服にのみ)
身ごろの丈の長さのことを指します。
身ごろの背縫いから袖付けまでの長さのことを指します。
袖付けから袖口までの長さのことを指します。
背縫いから袖口までの長さのことを指します。
帯の下側に少し出ている布のことを指します。
浴衣を着用した時に上側になる身ごろのことを指します。
浴衣を着用した時に下になる身ごろのことを指します。
これらの名前は、着付け教室で必ず耳にする用語です。
ぜひ覚えておくことをオススメします。
縦糸や横糸の折り目を正します。こうすることによって、着物のシワ・ヨレなどがない状態にするのです。
前中心で共衿を合わせることを指します。背縫いを背中の真ん中に持ってくることで、着物の中心部分が決まるようなイメージを持ってもらうとわかると思います。
衿の首の後ろの部分にスペースを作ることを指します。
次に着付け教室初めての方に向けて、知っておいたほうがいいことなどもお伝えします。
これは着付け教室によって異なるようです。実際に着物と帯を無料でレンタルしているところもありますし、すべて着物や帯を揃える必要があるところもあります。
着付け教室だけではなく、自宅での練習用にも、必ず着物や帯は借りるなり購入するなりで、持っておくことが大事でしょう。
着付け教室でも第一回目で、必要な道具などの確認などを行います。もし足りないものがあれば、レンタルなり購入なりで揃えておきましょう。
また事前にメールなどでお知らせしている着付け教室もあります。
基本的には無理なセールスはありません。しかし中には、「断れず、買ってしまった」という方もいるようです。
もちろん着付け教室によって、そこはさまざま。自分の雰囲気に合う着付け教室なのか、そうではないのかというのは、実際に足を運んでみて雰囲気を見ることが1番いいでしょう。
やはり自分に合った教室に通うことが、技術も格段にアップしやすいと言えます。
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