初心者でも安心の着付け教室ガイド
日本伝統の文化である着物は、若い人にも多く支持されています。着物と言っても沢山の種類がありますよね。ここでは代表的な種類について紹介しています。
着物は工程の違いや柄や紋の数によって、様々な種類に分かれます。季節やTPOに合わせて選ぶ必要があり、とても奥が深い世界です。
それぞれの種類によって異なる特徴を見ていきましょう。
【黒紋付(染め)~最高の礼装~】
【留袖(染め)~格の高い第一礼装~】
■黒留袖
■色留袖
【訪問着(染め)~第二礼装~】
【付け下げ(染め)】
【色無地(染め)】
【小紋(染め)】
【紬(織り)】
着物は世界中から、日本の文化の象徴として人気を集めています。今となっては普段着で着用することはほとんどありませんが、お祝いの席などで着ている人はいまだに多いです。なぜ、こんなにも愛され続けるのかを探っていきましょう。
今の時代を生きる私たちからすると、「特別な場所」で着用するというイメージが強くあるかと思いますが、着物は日本が世界に誇れる伝統文化で、長い歴史が受け継がれています。
昔のように、普段着として着用する機会はほぼ失われてしまいましたが、今でも一部の人から愛され続けています。
本来は、日本人の民族衣装とされていました。日本人の顔や体格に映えるもので、日本の四季にも適しています。
歴史をたどると今まで知らなかった、着物の奥深さを知ることができます。
着物は、平安時代に着用していた衣服の(小紬)が始まりとされています。江戸時代になる頃に小紬の完成型になり、着物と帯の姿に変化をしました。
明治維新や開国によって服装が急速に欧米化し、一般人にまで和洋折衷の服装が浸透していきました。
昔の日本人は、誰もが着物を普段着として着用していました。一見動きづらそうに見えますが、日本の気候に適しているデザインなんです。
日本は基本的に高温多湿なので、真夏になると洋服の袖や裾が詰まった洋服は暑くて着ることができません。
着物は例えると、長い巻きスカートのようなものなので、簡単に袖をまくったり、たすき掛けできたりするように工夫がされています。
逆に冬になるとまくった袖を下せるので、寒い季節でも一枚羽織れば、ある程度まで過ごすことができます。
着物と浴衣って違うものなのはわかるけど、具体的に何が違うのか説明できる人はなかなかいないのではないでしょうか。
まずは、それぞれの特徴を知ったうえで、違いを見つけていきましょう。
浴衣は生地が薄手の木綿で、夏に着用する着物の一種です。
江戸時代では、今で言うパジャマや寝間着と同じ扱いで、お風呂上りに着用し夕涼みをして、そのまま浴衣で就寝するというのが一般庶民の暮らしでした。
こうした暮らしが昭和40年代までは続いていました。今現在の浴衣は、夏祭りや夏のおしゃれ着として着られるようになりました。
生地は木綿で、仕立て方は昔と変わらず、柄や色が現代向けに進化をしており、個性的な柄や、鮮やかな色使いのデザイン性が高い浴衣も多く見られます。
着物の形は、浴衣とほとんど一緒の形をしています。
浴衣には裏地がありませんが、着物には裏地が付いているのがほとんどです。裏地の有無は、季節によって決められます。生地は木綿だけではなく絹やウールなど幅が広いのが特徴です。
さらに染め方や織り方次第で、様々なシーンに合わせたデザインになり、格式が高いタイプや普段着まで、幅広い種類があります。
双方の特徴を詳しく探っていくと、形状は同じということがわかりました。
そのため大きな違いはありませんが、一番大きな違いは素肌の上から着用して寝間着にできるのが浴衣で、着物は素肌の上に、必ず長じゅばんを着てから着用する、という点になります。
着物は成人式や結婚式で着るイメージが強くありますが、最近ではデザイン性が高く、おしゃれなものが多くなってきています。
さらに普段着として着用しやすく、家で洗えるような便利なタイプもあります。難しそうなイメージを抱いている人も、構える必要はありません。
普段着のように好きな柄を選んで、好きな色の帯を選んで楽しんでもいいんです!夏の浴衣だけではもったいありません。
普段着としての着物、一度は着てみませんか?その着心地と可愛さに感激すること間違いなしです。
いち瑠
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