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着物に取り入れられている柄や文様とその意味とは?

眺めているだけでも美しい着物の柄や文様の数々。着物には花や生き物などさまざまな柄や文様が描かれていますが、そのどれもに意味や名前があることはご存知でしょうか?

見た目の好みはもちろん、ひとつひとつ柄や文様に込められた意味を知ることで、着用する季節やシーンなど、ふさわしい着物選びができます。

ここでは着物に取り入れられる代表的な柄や文様について紹介していきます。着物選びの参考にしてみてはいかがでしょうか?

着物によく取り入れられる柄や文様とその意味を知ろう

着物に取り入れられる代表的な柄や文様について、それぞれに込められた意味を解説していきます。

■吉祥文様■

吉祥には、幸福や繁栄、この上なく縁起が良いことなど、おめでたい意味があることから、結婚式などに用いられる定番の柄となっています。

鶴は鶴は千年といわれるように長寿や生命力の豊かさを意味する象徴として親しまれています。幸せを運ぶ鳥として親しまれてきたことから、幸せを願うときに描かれてきました。また、鶴は一度パートナー(夫婦)になると離れることなく連れ添うという特徴から、夫婦の幸せを願う意味があり、結婚式で着用される打掛や白無垢にも用いられています。

鳳凰

古来中国に伝わる伝説の霊鳥。平和で幸せな世界が実現されるときに現れる「平和の象徴」として、飛鳥時代から描かれてきた文様です。

松竹梅

冬でも緑を絶やさない「松」、雪にも負けずまっすぐ伸びる「竹」、冬の寒さからいち早く花を咲かせる「梅」。苦難にも耐え、まっすぐ生きて見事に花咲かせる様子がおめでたいとされています。

■有職文様■

古来中国から伝わる文様を日本風にしたもので、格調ある伝統的な文様です。平安時代以降に公家の装束や調度品のほか、儀式や故実に詳しい学者や僧などの有識者の衣装に用いられていた柄であることから有職文様と呼ばれています。

亀甲

正六角形が上下左右に並ぶ幾何学模様。亀の甲羅に由来していることから鶴と同様に長寿の象徴として描かれています。

七宝

同じ大きさの円を1/4ずつ重ねた文様。7つの宝を表現していて、円形は円満を表しています。

立涌

2本の波状の曲線で、湯気が立ち上がるような様子を表す文様。藤や菊、松などを入れて藤立涌、菊立涌、松立涌など、立涌にもさまざまな文様があります。

花菱文

菱形の中に花びらを4枚描いた文様で、平安時代から有職文様として一部の人たちしか使うことが許されなかったことから、高貴、上品という意味があります。

麻の葉

麻の葉は大きくなるのが早く、真っ直ぐに育つことから、子供の健やかな成長を願う意味が込められています。また、魔よけの意味もあることから、赤ちゃんの産着をはじめ、子供の着物に用いられることが多い柄となっています。

■季節の柄■

着物は四季折々で旬の草花を柄に取り込み、季節を先取りしながら四季を感じています。季節の先取りとは季節の後取りをしないこと。つまり、桜が満開になったときや散ったあとには、桜の柄の着物を着るものでなく、咲き始めの頃に取り入れるのが粋な着こなしということになります。季節ごとにふさわしい柄は次のようになっています。

「春」にふさわしい柄

桜:平安時代から日本人に親しまれてきた日本を象徴する絵柄の一つ。たくさんの花が芽吹く春の花の象徴として、縁起の良いことの始まりを意味するといわれています。また、五穀豊穣の神が宿る木として、豊かさという意味もあるとされています。

牡丹:立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はユリの花というように、古くから女性の美しさを表現する花の一つ。大きな花びらが高貴さや富貴さ、美しさを表すものとして用いられてきました。吉祥文様の一つでもあります。 

椿:椿油のように素晴らしい副産物を生みだす花であることから、神秘的な力が秘められた花といわれてきました。この意味から、永遠の美といった意味があると考えられています。

「夏」にふさわしい柄

藤:その美しさから古くから愛されてきた文様の一つです。有職文様としても多く用いられています。

撫子:美しい日本人女性を表す言葉に「やまとなでしこ」があるように、可憐な印象のお花です。浴衣に用いられることも多い柄となっています。

紫陽花:梅雨の季節の花なので、真夏になる前にふさわしい柄として用いられています。

「秋」にふさわしい柄

もみじ:秋の定番柄として多く用いられています。桜など春の草花と一緒に描かれると通年着用できます。

菊:太陽のような丸い形により、花柄の中でも最も位が高い花として用いられています。長寿の象徴であるほか、無病息災、邪気払いといったさまざまな意味があるのも菊の特徴。吉祥文様の一つでもあります。

萩:秋の七草のひとつですが、夏の着物に取り入れられることもあります。

「冬」にふさわしい柄

松:松竹梅の一つで吉祥文様として用いられます。一年中緑が青く枯れない特徴から不老長寿を願う柄となっています。

梅:寒い冬を耐え忍び、春になると一番に花を咲かせてくれることから、忍耐力や美を表す美しいながらに力強い柄として親しまれています。

■花をモチーフにした柄■

花をモチーフにした文様は、女性らしく華やかな振袖などに多く用いられる柄です。伝統的な古典柄と現代風のモダン柄の2種類に大きく分けられます。

辻が花

奈良時代から続く絞り染めと、手書き染めといった技術を用いた着物です。独特で華やかな花柄が特徴。伝統的な手法により描かれるため、とても高い技術力が求められます。

華文花文

花を丸くデザインして作られた柄。一般に花名のないものを指し、正倉院風のものが多いようです。

花丸文

花を丸型に文様化したもので、菊、桔梗、水仙、梅、燕子花などが代表的。

花の本

本に花が描かれていたり、開いた本から花が溢れ出ていたり、華やかな柄付けです。

■生き物の柄■

生き物は松竹梅や花などの模様といっしょに描かれるものがあります。特に鳥の模様は用いられることが多くなっています。

蝶はアオムシからサナギ、そして成虫になって最後は飛び立っていきます。この姿は吉兆の象徴として描かれてきました。あわせて長寿という意味もあります。モダンで現代風なデザインだけでなく、古典柄でもよく用いられます。

孔雀

鳳凰に似た姿を持つ地上の鳥として、その華やかで美しい佇まいから富と繁栄をあらわす、おめでたい象徴として用いられています。

■古典的な柄■

古くから伝わる文様

御所車

平安時代に貴族の乗り物として使われていた御所車。その見た目から、富や華やかさを表す柄として用いられてきました。吉祥文様の一つでもあり、御所車に花々を乗せた花車は振袖などに用いられることもあります。

熨斗(のし)

熨斗は、神様への贈り物である熨斗鮑が由来であるといわれており、とてもおめでたい柄として用いられています。振袖などに、細い熨斗を何重にも描く束ね熨斗が用いられています。

扇子

末広がりの形が縁起物とされ、よく用いられてきた定番の柄となっています。発展や繁栄を願う縁起のよい柄とされています。

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