初心者でも安心の着付け教室ガイド

初心者でも安心の着付け教室ガイド

無理なく通える着付け教室の上手な選び方

外出授業があるのはココ 気軽に学べる教室ベスト3 授業が充実しているのはココ 費用が安い教室はココ 評判がいい教室ベスト3 総合ランキングを発表
口コミで選ぶきもの着付け教室ランキング » きもの生活のススメ~着物で和を楽しむ・趣味・日本の文化編~ » 琴

お正月やお茶会、お花のバックグラウンドにも琴の演奏があると、一層厳かなムードが高まるものです。演者が美しい着物姿だと雰囲気も高まり、厳粛な空気もかもしだされてくるでしょう。ここでは、琴と着物の関係や、琴の歴史とマナーに関してお話しします。

着物姿で趣味を~お琴編~

日本の琴は「箏(そう)」ともいいます。厳密に分ければ、柱を利用しているのが箏、柱がないのが琴。和琴は日本本来の楽器で中国から琴が伝来する前から存在していたと言われます。

中国の琴が日本伝わったのは奈良時代(710-794)で、中国でいえば唐の時代。伝来と同時に、京都を中心として皇室や貴族の間で雅楽を演ずる楽器として広がっていきます。当時の日本の古典文学にも琴または箏はよく現れ、「枕草子」「源氏物語」「平家物語」の時代にはすでに貴族の嗜みとして広がっていました。

鎌倉時代(1192-1333)に入り武家社会になると、琴文化の主流は貴族から仏教の僧侶に移っていきます。また、江戸時代には佐賀県から当道箏曲、八橋検校による筑波箏曲が生まれました。

明治以降には近代箏曲の時代が訪れます。宮城道雄(1894-1956)は近代箏曲の父と呼ばれ、西洋音楽の影響を受けた「水の変態」「瀬音」「春の海」などの名作が生み出されました。

現在は江戸時代に生まれた山田流と、近代的な演奏技術を追求する生田流の2つの流派が主流です。1000年以上前からやってきた琴ですが、美しい着物姿で琴をつま弾く女性の姿は今でも日本女性の美の極みの1つとして、多くの人々に憧れられています。

琴と着物

琴の発表会などでは、着物姿が定番になっている琴も練習に関しては、服装に大きなこだわりは必要ないかもしれません。インターネットで検索すると、先生も生徒も普通の格好で琴を弾く教室もあるようです。

しかしながら、琴の真髄はやはり日本古来の自然を愛でる心、四季の変化と生命の息吹を敏感に感じとる心でしょう。その精神は日本文化の軸の一つでもあり、着物にも共通するものといって過言でありません。

たとえばお稽古の場所がマンションの一室だったとしても、琴をつま弾く心のなかには、春の海がざわめき、小鳥や美しい蝶が飛び交っているのが浮かんでいるのがベストでしょう。そして、常に日本らしい自然の風景や美しく手入れされた日本庭園をイメージしつづけることが、素晴らしい琴の演奏にもつながるはずです。

もちろん、練習のたびに京都の庭園まで訪れる余裕のある人は多くはいません。それならせめて、お稽古の空間に日本的な空気を持ち込むことで自然の世界に入っていけるはずです。美しい日本の自然を模写した着物をきりっと着こなして真摯に琴に向かえば、本当に素晴らしい演奏力も身についていくことでしょう。

琴の発表会、ステージ衣装は付下げで?

一般に、発表会に出演するときには、付下げがふさわしいと言われています。

付下げと訪問着の違いはあまり知られていないかもしれません。訪問着は、黒留袖や色留袖についで格が高い準礼装の着物です。一般に訪問着は、肩や胸の部分にも柄が入っていて華やかな印象を与えます。裾の柄も華やかな模様のものが多いようです。

これに比べて付下げはもともと、豪華さを排除する目的で生まれてきました。戦時中に高いものや贅沢品が禁じられていた頃、金糸や銀糸を使わずに豪華を抑えたきものが付下げです。

しかし現在の着物のなかでは付下げも訪問着同様によそ行きの着物なので、帯の選択によってフォーマルな場所や晴れがましい舞台にも使用できます。

琴の発表会に付下げがいいという考え方は、あくまで舞台の主役は琴の演奏によって描き出される自然の風景であり、演者が悪目立ちしてはいけないという考えによるものなのかもしれません。しかしもちろん、演者にとっても晴れの舞台であり、美しく着飾りたいのも人情。どれぐらいまで許されるか、先生に確認してみてはいかがでしょうか?

琴の発表会に呼ばれたときにはどんな服装を選べばいい?

一方で、お友だちから琴の発表会に呼ばれたとき、どんな服装で会場に行けばいいのか悩む人も多いのではないでしょうか?普通、発表会にはドレスコードがあるわけではありません。着物姿で訪れる人もいれば、ラフな服装の人もいます。

ある琴の先生はシチュエーションごとに「カジュアル」「スマートカジュアル」「セミフォーマル」「フォーマル」とあるなかで、スマートカジュアルぐらいがちょうどいいと言っているそう。洋装でいうなら、男性は襟付きのシャツに長ズボンとジャケットを着用、女性はよそ行きのイメージでというぐらいでしょうか?

着物姿でスマートカジュアルといえば、礼装より少しだけ自由で華やかなくらいがちょうどいいと言われています。小千谷縮や夏袖に半幅ではない太鼓帯を締めるという具合の着こなしがぴったり。発表会の主役はあくまでもステージに立つ演者なので、見に行く人は悪目立ちしない様に故琴がければ問題ないでしょう。

琴発表会にふさわしい装い

  • 付下げのきもの
  • 小千谷縮のきもの
  • 夏袖のきもの
 
▲ ページの先頭へ
初心者でも安心の着付け教室ガイド